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Wakaのいる風景
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わかの視点から    Dog・Football・Cinema・Book etc.

by matsuday1
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「終戦のローレライの合間に、世界の中心で,愛をさけぶ」
「終戦のローレライ」を読みながら、ひと息つこうと
世間の話題に飲まれる前にと思い昨日から読んでいた
「世界の中心で,愛をさけぶ」を先程、読了。
これ癖なんです。同時進行で何冊か読むことたまにありませんか?

この本って本当に売れてるんですね。
近所の本屋には、何処にも置いてなくって結局、
「博士の愛した数式」とまとめてネットで購入。
最近、我ながら信じられないくらい和書(特に小説)をよく読みます。

それで本の内容はというと、何となく想像出来ていたので
特に、思い入れて読み進めることもなく案外あっさりと
読み終わったなという感じでした。
後半は、何故かチベットへ旅行に行った時のことを
思い出しながら読んでました。(オーストラリアへも行ったことあるのに)

TVなどで大量に露出している、映画版の予告映像のイメージが強いのか?
何故か勝手に?もっと、80年代カルチャーの臭いや仕掛けが入っていて
当時、高校時代真っただ中の我々の世代の琴線に触れてきて泣ける?
感情移入出来る?のかと思っていたのでそこが意外だったのかも。

CDじゃなくてLPレコードにカセットテープ、深夜ラジオ…
ニューミュージック。コンピュータじゃなくってワープロ…
貸しレコード屋なんて言うのも出てき始めてた時代です。(^^)

映画版は、おそらくその辺りが上手くちりばめられて映像作りが
されてるのでしょうか?

兎も角、感動した、泣けたとかっていう点にのみ話題が集まり過ぎてるのかな?
単純に小説としては、おもしろかったし、最愛の人や身近な人の死について考える
小説のひとつとして若いうちに読むのもいいかなって思いました。

映画版のノベライズも読んでみるか。
by matsuday1 | 2004-05-14 17:24 | book